先週、台北駅地下街でのマックでの出来事。
タイワンにいると寂しさというものをあまり感じません。
というもの、人と人との距離がとても近いからデス 。
それは、ブログを書くきっかけでもありますー、友達も、親も親戚もいなく言葉も話せない時期に、楽しく前を向けたのはこのタイワンスピリッツのおかげだからデスー。
お店の人との会話。電車や散歩での見ず知らずの人とのなにげない事で始まる会話。
ベビーカー同士のお母さんだったり、同じようなご高齢の方同士だったりと。
中国語が分からなかったとき、「あの人たち突然しゃべり始めたけど知り合いなのよね?????」とずっとフシギだったのですが
トシをとって万が一ひとりきりになったとしても、この国に住んでいたら寂しさはあまり感じないのだろうと、よくそんな話を家族でもしていますー。
二ホンで出くわすお洋服屋さんなどの店員さんとのあたりさわりのない会話とはまったく違い。ましてや二ホンでは見ず知らずの方と外出先で、なんて皆無に等しく 。
で。先週台北駅地下街でのこと。
どうしても時間がなく、あたりにぱぱっと食べれそうなお昼ご飯のお店もない。
台北駅地下、何年住んでもなかなか素早く位置を把握できず、仕方なくマックに入ることに 。
久々のマックもたまには楽しいデス 、しかし店内は週末とあってどこも人がいっぱい。お席もなく。
仕方なく座ったのがこの壁に向いたカウンターの席でした。
荷物を置いて、見れば私の席の下に傘があり。
たった今離席したおねえさんのだ!と、追いかけようものの、頼んだ自分のセットや荷物もあり。
すると左隣にいたおいちゃん、すぐさま察知して、
「いいよ!あなたの荷物みてるから!」
(って、お財布むき出しで見えてんのに平気かなー と思いつつ)
店の外まで追いかけました。
戻るとおいちゃん、
「間に合った?」
そこから会話が始まり。
「僕ねえ~こういうの好きなんだ―」
と、机の上に広げていたケータイの充電器やらカバーやらの品評会。
そして突然
「コレあげるー」
と、くれたさきほどの写真に写るボールペンにキーホルダーを渡してきた。
「えっ!いいよいいよ!」
と断るも、おいちゃん笑顔で
「いいよーたくさんあるんだー」
と。
すると右隣に座る20前後のおねえちゃんが
「あー可愛いね、それ!」
「ねえ、あなたニホン人よねー?」と会話に参戦(笑)。
両隣の方々と三人で、しばしマックでの会話を楽しんだのデシタ
二ホンじゃありえないデスー
タイワンの方との会話でいいトコロは、その垣根が低いこともさることながら、ミョーな愛想もなければ気遣いも全くありませんー。
この時も、さらっと会話をして。その後食べることやケータイを見ることにそれぞれしばし専念。
そしてまたしばらくすると誰からともなく、
「ねぇ、二ホンのマックと味違う?」
そこからまた3人での会話が始まり。
こうやって見ず知らずの方との会話もさらっと始まりさらっと終わるんデス、それも本当に居心地がいいんデス~ 。
都市化、殺伐化、核家族化がススムニッポン。
おとなり同士、ご近所のお付き合いもまったくないと聞いていますー。
いじめ、虐待、孤独死。
日々のことから人との距離が、もっと近くなりますように。
そして。
ほよよんタイワン、マックですらも、良い日和 。
おいちゃんありがとう~・・・キーホルダー、たからものデス 。
なごむタイワン。
今日コノゴロ。
ほよよん&のんびり
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