ほよよんタイワン        ~きまま台湾・街散策~

ヤフーブログからお引越し。タイワン在住15年、中国語も話せなければ友達もいない住み始めの頃から、前向きに明るくほよよんと暮らせたのはタイワンの方のおかげ♪そんなタイワンへの感謝ブログデス^^、住んでる目線ならではの、詳しいタイワンの情報をご紹介♪

深き、タイワンへの想い。 ~湾生回家~


フォルモサタイワン。
ポルトガル語で「麗しの島」という意味がありマス。
長い日本統治時代を経て、その後日本から離れていったタイワン。
今でもその統治時代を生きた方たちがタイワンにはたくさんおられます。

生まれたときはすでに二ホンだった方。
青春時代すべてずっと二ホン語で暮らし、二ホンの本を読み。二ホンの歌を歌い、二ホンの食文化で生きた方。

タイワンに住んで、そんな方たちから多くのお話を聞く機会に恵まれたのは自分にとっては大切な人生の財産のひとつになっていますー。
先日の国慶節も。
外国人の私から見れば安易に「ハッピーバースデイタイワン」なのですが。
国慶節や民国という呼び方に大きく反発する方も実は数多くいらっしゃいますー。
(タイワンは二ホンの昭和平成のように、西暦以外の「民国」という呼び名がありマスー、今年2015年は民国104年にあたりマス)

そんな日本統治時代を生きてこられた方々は当然。
タイワン人だけれどキモチはニホン人、と。
そう思って生きてこられていますー。
それは当然デスー。
例えば場所だけ二ホンで。国名も言葉も歌も生活雑貨もニュースもぜ~んぶすべてアメリカで50年を自分が生きたら。
もうそれは二ホン人ではありませんー、立派なアメリカ人デス。
ニホン語は一言ももしゃべれないのですから・・・・。

そんな方々の思いを、近年タイワンひいきなことも幸いして二ホンでも最近は報道されているようですねー。



この映画はその逆ばーじょん。
日本統治時代にお父様の政府の仕事の関係などで当時二ホンだったタイワンに渡り。
青春時代をタイワンの温かい人々や風景に囲まれて暮らし。
そして第2次世界大戦敗戦とともに強制的に二ホンに帰されてしまった日本人の方々のお話しデス。
あたたかなタイワンが好きだった、おだやかなタイワンが自分のすべてだった、と。
自分はどこか日本人ではない。半分は台湾人なのだと。
そんな方たちが、タイワンの思い出を探しにタイワンを訪れる、思いのたくさん詰まったドキュメンタリー映画が現在タイワンで公開されていますー。




内容はほぼニホン語に字幕が中国語と英語。
観光でいらした方にも観れる映画だと思いマス。
おいしかった・たのしかった。たくさんの観光以外にも。
二ホンとタイワン。とっても深い、気持の上で深い歴史があることを、まだまだ私たち日本人は知りませんー。
自分たちのコトにいっぱいいっぱいで、なかなか他国との歴史に目を向けることの少ないニッポン。
せめてタイワンだけでも。
深く勉強する機会があるといいなーと思いマス。


「湾生回家」。
二ホンでも上映されますように。
そして。
大きく取り上げてもらえる環境でありますように。



ほよよん



 信義区(101付近)威秀影城・VIE SHOW CINEMAS
ほか上映中^^

 コチラの映画もゼヒゼヒオススメ♪
2014冬に二ホンでも「天空からの招待状」という名前で、俳優の西島秀俊さんのナレーションで公開された映画デスー→http://blogs.yahoo.co.jp/taipei_yacchan/11796031.html




ほよよん&のんびり
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