タイワン「エルメス」と。えこひいきのお話。
現在松山文創区にて開催されている、
「 Hermès Wanderland Exhibition 」。
なかなか見ごたえありマス~、とってもステキ
二ホンでは開催されない可能性もあるでしょうし、お好きな方はゼヒゼヒ♪
(時間帯によっては人も多く、入場制限がありマスー)
で。
今まで書いたことがなかった「タイワン エルメスネタ」。
というもの。
以前は
お恥ずかしや、
パリやハワイの
ヴィトンや高級
ブランドで長蛇の
列を成していた
われら二ホン人
ですが。
今やその客層は
ご存知中国大陸
ご一行様で
。
当然エルメスも、大陸様の
モーレツな需要量に対して良質な
皮の供給が追い付かず。
この数年は、好みのモノなど
選んで購入できる状態になど
あるワケもなく 。
二ホンのエルメスにこのシステムが存在しているかどうかわからないのですが・・・タイワンでよく見かけるこの「展示品」のプレート。
わあああ~!!!
ステキ~ と
近寄ってみると、
ガックリ展示品か
、
という事しばしば
。
(もはや今では
ステキなデザイン
には期待しないで
近づくように。
(笑))
以前。
お店の方に
「このバッグ、今後どうなるの?」
と、お聞きしてみたことがありましたが、
「別のお店や本店へ帰るだけよ」
と。
うぬぬ・・・ そんなことあり得えませんー。
きっとコレはすでに超お得意様のどなたかにひそかに予約されている商品なのでは・・・(二ホンのエルメスでも事前にお知らせは禁止 )と、半信半疑だったのですが。
ある日お店のお姉さんがフツーに、
「なにかお探しですか?」
と聞いてくださったので、
「質問しても仕方ないけど・・・コレコレこういう色とカタチのバッグを探しているのー」
と言ってみると。
「ねえねえLINEある?あなたのLINE教えてー」
と。
エルメスのお姉さんと個人的にLINEを交換することに (笑)
(タイワンの方はすぐLINEを交換しますー。私自身、台中のカラオケ運ちゃんをはじめ、交差点で道を聞かれた若い女の子ナドナド。何人の方にお教えしたことか )
実はLINEを交換していたタクシー運ちゃんはコチラ→ https://blogs.yahoo.co.jp/taipei_yacchan/15058804.html
で。
それ以降彼女からLINEがどんどん来たのですが。
そう、
「こういう色のこんなバッグが入荷したよー 」
「今回はこの色はどう?! 」
と。
二ホンではゼッタイありえない、なんと個人宛てに入荷情報の連絡が来るように 。
あああ・・・なるほど。それはそういう事だったのね、とようやくわかりました。
以前タイワンの超ご裕福なご家庭に嫁いだお友達(二ホン人)に、
「主人の母がね。『コレ今なら買えるからあなた買いなさい!今後この色は手に入らないわよ!きっと!』というので慌てて買っちゃったけど・・・すみれさんこの色どう思う?」
と聞かれたことがありました・・・ご主人様のそのお母様は、タイワンではスーパー有名な超大金持ち御一族 。
なるほど・・・超大金持ち一般人を問わず、タイワンのエルメスではお姉さんと仲良くなった方の特権で、先に購入できるシステムだったとは(笑)。
と。
ある意味とってもえこひいきな国 (笑)
なのですが。
二ホンと違って、そのえこひいきをうらやまないトコロもタイワンのステキなトコロ 。
以前。
遠い昔、花博がタイワンで開催されたときに衝撃的だったことがありました。
詳しくは忘れてしまいましたが、花博プレオープンの時に入場者数限定5000人のところ、なんと勝手に当日三倍の人数が押しかけ 。
しかも入場資格がある方はもちろん通知を出した方のみ。
チケットのない方が入り口で口々に、
「えー!そんなぁ!今日わざわざ会社休んできたのに~ 」
「今日新幹線で高雄から来たのに・・・ 」
と言い始めると。
気の毒に思ったタイワン政府が全員を入れてしまった・・・というニュースがありました。
二ホンじゃありえないですー、そんなことしたら政府に文句の雨嵐!!!
そしてふたこと目には「不公平」。
タイワン。不平等にもあまり目くじらをたてませんー。
でも。
それでいいんだと思いますー。
なんでも平等って。それはある意味現実ではありませんー。
そして。
わざわざお休みした方や新幹線で来られた方。
いくらチケットもないのに勝手に来られたとはいえ、やっぱりちょっとお気の毒 。
それがたとえウソだったとしてもいいじゃないですかーそれくらい行きたかったんですよー、きっとね。
にしても。
フランスのエルメスが知ったら・・・怒られるんでしょうねー 。
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